想像していたよりも面白かったです。
コメディー作品は、間が自分の感覚と合わなかったら全く笑えないので殆ど賭けで鑑賞するんですが、今回は賭けに勝った感じです。
序盤こそ笑いに全振りしていて、それがちょっと冗長に感じたりしたんですが、ひとたび歯車が噛み合い始めるとスッと物語に入り込めて面白くなっていきました。
コメディー作品のはずなのに思いがけず涙が。
ムロツヨシさんと永山瑛太さんの相乗効果が凄かったです。
あと、数こそ1個であるものの、首の扱いが北野武監督の『首』より酷めで、ブラックジョーク…と、序盤で殆ど笑わなかったのに、終盤のそのシーンはクスクスと笑ってしまった。討ち入りのオチがそれなのは流石に(笑)