関西弁かわいい映画。
邦画独特の間の取り方や画角はあんまり感じず、すっきり観れました。
変に暴力で誇張されたりしていない分、どの役の視点からも割と見易い。
ストーリー、構成、俳優、綺麗にまとまっている印象です。
特に失踪の理由に無理がなく、社会問題でもあるため、比較的納得しやすいストーリーだと感じました。
個人的には、お母さん役の女優さんがちょっと若すぎた気もします。
あと、年代設定の割にセットが古すぎて、リアリティがない気がしました。
母親からの「ありがとう」というセリフに対して、私だったら「じゃあ今まで何やってん」って、心底悲しくなるシーンな気がしたのですが、そこは演技でカバーされていて良かったです。
