大切な人の過去に向き合う。
ある種では
今カレも元カレも向き合ってたことには変わりないのに
遂げるラストや受ける印象はだいぶ違う。
向き合い方、寄り添い方、関わり方、距離感
市子は何処で誰とどんな繋がりを持てれば
幸せになれたのだろう
少なくとも、
どこかの夕方に匂う味噌汁の食卓に気づく瞬間や
あの時のプロポーズの涙には
人並みの、本当の幸せを感じられてた、
感じでいてほしかったと切に願う
帰宅早々、月子の消息を知った時の母の第一声
絶妙な間の待ちに色々想定したけど
このセリフには
ぐうっと、うぅっと 来てしまうものがあった。
以下、キャストに対しての所感として
若葉竜也の
どこかクセのある口調を聴くと
やっぱり安心できるし
猿楽町にて会いました石川瑠華からは
否応がなく嫌な女の印象がどうしても尾を引く
森永悠希の本場さながら「なんでやねん」には
ナチュラル&迫真の最高峰のなんでやねん感を楽しめました。