市子のだんごのレビュー・感想・評価

幸せがある一定数を超えると、そこから先は落ちていくしか無い市子の人生。

抜けられない循環の中で、何度も絶望した市子を救う事のできない義則の悲痛な思いが、痛いほど伝わった。

俳優の演技、演出からその場のじめっとした空気感とにおいが伝わってくる作品。