数多のレビューにあるようにミステリー要素を含む作品ではあるけれど、その部分の秘密を知った上で観ても十分に楽しむことができた。
間の多い作品で、見る側に解釈を委ね部分がありストーリーを多少知っているくらいでは、味わえないことがあるからだろうと思う。
杉咲花さんは言うまでもなく素晴らしく、脚本もまた良かった。中盤の議論を読んでいるシーンについては配慮されているかは分からないが、介護する側の重み、苦しみを伝えたかったのだろう。もしかしたら、本当に介護してる人の気持ちとは違うのかもしれないと思うが、それは分からない。
