おまめ

夢二 4Kデジタル完全修復版のおまめのレビュー・感想・評価

夢二 4Kデジタル完全修復版(1991年製作の映画)
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夢二やお葉さんの軽薄さに惹かれる。軽薄さの裏に何か隠しているかもしれないし、隠していないとしたらその伽藍堂が恐ろしい。

パンフに載ってた川崎公平さんの『待ち時間の映画』という評がしっくりきた。確かに待つという行為自体は映像が映し得ないから気付きにくかったけど、みんな誰かを待っていた。人々の軽薄さは待ち時間の自由さによるものだったのかも。
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