おまめさんの映画レビュー・感想・評価

おまめ

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片思い世界(2025年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

増崎が事故に遭うという展開は、運命の支配者たる脚本家による私刑としか言いようがない。

美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

1回目:2024.3.24
2回目:2025.4.8

マチズモから男性(ガルー)を救う奇跡的傑作!

何度見てもドニ・ラヴァンのダンスに動揺せずにいられない。

そのダンスは、緩慢な動きと躍動的な動
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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1回目 2024.2.9
2回目2024.4.5
3回目 2025.3.28

映画終盤、「The Farewell Gaze」を見るミゲル、ガルデル、アナらの眼差しと、観客は正対させられる。スクリー
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サラーム・シネマ(1995年製作の映画)

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圧迫面接的な映画俳優のオーディションを通して、ホメイニー体制を描いている。

しかし、台本なしで行われているオーディションを受けた民衆は現実に、圧迫面接を受けている。そのためホメイニー体制の戯画を演じ
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妻として女として(1961年製作の映画)

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ジェットコースターのシーン、動的な画面の快楽と母、高峰の表情のギャップで感情おかしくなる

ウォールデン(1969年製作の映画)

5.0

他人の走馬灯を見るかのような映像

ラ・ジュテの瞬きの輝きのような刹那のエモーショナルな瞬間、被写体への愛が詰まっている。どんな映画よりも記憶に留めおくことができないから、何度でも見なければならない。
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ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

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軽薄かつ真剣で最高!

間違った唇や視線の交差が東京という街で演じられる物語以外ではありえない。エンディングの見えざる東京は吉田喜重の指摘する小津の東京のようだった。