嫌いではないが間延びした快楽といった感じ。前衛的な演出が前作同様くどく感じた。
意味深な人形の配置とか。監督なりのメタ表現なのか。
殺人鬼(長谷川和彦)が首を吊って目ん玉ベロ飛び出してるところは…
〽︎待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬそうな
ラストまで観て、本作は竹久夢二の詩「宵待草」や代表作「立田姫」、そして数多くの美人画から着想を得たフィクションなのだろうと感じ…
竹久夢二と逢瀬を重ねた彦乃、モデルのお葉は登場するもののベースはオリジナル。軽妙洒脱な夢二役に沢田研二。物語に絡む人妻役の毬谷友子が此の映画全体を芳醇な香りで満たし、女性陣が同じお着物を取り替えっこ…
>>続きを読む夢二と彦乃としるこセーキと…
鈴木清順監督による『ツィゴイネルワイゼン』と『陽炎座』に次ぐ “大正浪漫三部作” の最後を飾る本作。
内田百閒の短編小説「サラサーテの盤」を原作とした『ツィゴイネルワ…
三部作の他の作品に比べ、ちゃんと映画してる感。カメラの移動が多く、劇伴もなんだかいつもと違う。心地よい動きの省略。ちょっとハッとする、の連続。
それにしたって美女勢揃いの映画だ。
血や雨のペインティ…
清順さんの現場は摩訶不思議で面白かった。
何を言い出すかわからない。
スタッフも役者も混乱の毎日なのだが、17時には必ず終わる。
何もかもが幻のような日々を繰り返し、僕たちはいつの間にか清順さんの夢…
オリジナル脚本ってことで夢二の伝記的事実がどれほど下敷きになっているかは謎だが、ここでそのことはあまり関係ないと思われる。例え踏まえていても、本作では韻を踏む具合に使われている。
夢二が行く先々で風…
絵のまんまやん!みたいな瞬間が多くて眼福ってやつでした
広田レオナさんってあのボブっぽい髪型の印象やったけど日本髪めっちゃ似合ってたし話し方とかも可愛かった
見たことないけどツィゴイネルワイゼン…