#映画 #試写会 #ホールドオーバーズ
もう一度見に行きたいと久し振りに思った作品。
こういう、「心の交流」とかを前面に出す作品（泣かせる系）あまり好きではないのだけど、この作品はそういう無理に泣かせる演出が一切なく。
とにかく笑えて、とにかく可愛い。
ストーリーは、ありがちと言えばそうなんだけど、おじいちゃん、青年、女性料理人の三人のキャラの立て方が絶妙。無言の所作や言葉のキャッチボール、どれも無駄がなく彼らの性格や表には出さない気遣い、困惑、心の解放などを表現している。常に動きがあって会話も軽やか、テンポがよくて目を離すスキがない。最近の作品では珍しい２時間越えの作品ですが中だるみもなく、見た後もなんだかスッキリ。
途中５分ほど抜けたのがとても悔やまれる！
５分を回収しにもう一度見に行こうと思える作品でした。
以下少しマイナスな感想。
取って付けたようなシーンやオーバーな演技が無くもないけど、それもキャラクターとして受け入れられれば楽しめると思う。
キャラや時代の雰囲気にどれだけ入り込めるかが重要かも。
