ひらがな

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディのひらがなのレビュー・感想・評価

-
アンガスパパがぎゅっと手を握った後に放った言葉、ハナムがアンガスにかける言葉。
自分を世界に置いてみたときに、自分を構成するのは他者からの要素がどうしても大きい。
自分の存在ってすごく揺らぎやすくて脆い。
誰かに存在を肯定してもらえたときに、初めて世界の中でばらばらに解けていた自分が束になって形をとどめるんだよな。
孤独を感じたり、自分の存在が見えなくなってしまっている人たちの救いが平等にありますようにって、願う。
でも、ちょっと斜めってるくらいが丁度いいよね。なにも真っ直ぐではなくてもいいよ。

アイスぶち燃やすところでものすごい泣いちゃった。