すごく楽しみにしていたジョンカーニーの新作映画、最高でした。舞台が今回もダブリンってのがまた良い。
予告から見て取れる仲違いしているシングルマザーと息子が音楽を通して関係を深めていくっていう内容には色々な想像が捗ってちゃんと想像通りの展開になるけどそれを超えていく最後のライブシーンには本当に感動しました。はじまりのうたの屋上のシーンを思い出してめちゃくちゃ泣けた。
ジョセフゴードンレヴィットもめちゃくちゃ良かった。遠く離れているけどそばにいるような演出にはグッと来ました。マックスのモチベーションもシングストリートっぽさがあってすごく良かったです。
人生を上手く過ごせていない人や関係性が上手くいっていない人たちが再生していく描写は過去作と同じように素晴らしかったし作中の音楽も素晴らしかったです。今年のベスト級でした。