エクソシストの新作という目線で見るとコレじゃない感が間違いなくあるが、人間ドラマが苦にならない人には意外にも丁寧に作られたホラー映画。
信仰心の有無が悪魔との戦いの鍵ではない。
今起きていることが全てのことが自身の選択の積み重ねであるという事を否定しない信念というものが本作の鍵となる。
私達の日常生活の中でもこれを認め、改めることのできない人達が悪魔に心を取り込まれ、私利私欲に生きていると考えると世界が少し変わって見える。
今回はドラマに重きを置いたので次回作はリンダ・ブレアにイナゴを退けてもらいましょう。