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悪は存在しないのhidekickのレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
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観る側に解釈が委ねられる作品。個人的には同監督なら「偶然と想像」のほうがギミックがあって好きだったけど、この物語は長野を舞台にしながらも、現代の日本で暮らす私たちにいつでも起こり得るトラブルや社会の暗部を織り交ぜながら、監督の言いたいことを上手に伝えているな、と思いました。

フランス映画のような手法で海外でウケそうな長回しの映像表現などが多用されています。石橋英子の劇伴にはジム・オルークも参加。
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