このレビューはネタバレを含みます
鹿が人を襲うとしたら、それは手負いの鹿。
グランピングを進める芸能会社の女性社員が手負いだったのは、何かを暗示しているのか考えたけれど、わからず。
子供を守ろうとした主人公も手負いの鹿みたいものなのか。
林を下から映した長回しの映像と、不穏な音楽、ずっと何かが起きる前兆、みたいな映画だった。
冒頭の長回しは、子供の目線なのかな、と。
ただ、学童保育の職員が子供を一人で帰らせるという設定が、今の時代にどんなド田舎でもありえない、というところがどうしても気になってしまってね…。