今や、日本映画界の宝、濱口監督の最新作
東京は渋谷ル・シネマと下北沢の劇場、たった2館だけの上映
サービスデイもありますが、平日回、ほぼ満席でした
長野の自然の中で暮らす人達の町に、芸能事務所が補助金目当てでグランピング施設を作ろうとすることから生じる軋轢を描いた作品
監督作品持ち味の、リアルな会話劇で進む展開に今作もぐいぐい引き込まれました
あっという間に見終わってしまった感じ
町の人達の正論と団結心、浅はかな糞野郎達のうわべの取り繕った偽りとエゴ、この対峙がたまらなく面白かった
お父さんの愚直な殿とした男らしさ、娘のはなちゃんの汚れないピュアで可愛い姿、影響受け感化されていく芸能事務所の先輩と後輩女性、素晴らしかったです