しゆあ

悪は存在しないのしゆあのレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
4.4
ドライブマイカーがどちらかというとケア的な視点で語られていたのに対して、こちらは慾望の経済とでも呼べそうな、社会構造への批判的な眼差しが注がれている。タイトルも併せて考えると、ブレッソンの『ラルジャン』に似たテーマになってる。つまり、悪は人々の間をシステマティックに循環し、生産されるものだということ。
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