テーマは本当にシンプルなのに、
クソ真面目かと思えば面白いしホラー映画っぽいし、感情ぐちゃぐちゃにされた。
「前の作品でできなかったことを次の作品でやる」と言ってた監督の言葉通り、カメラワークが今までと違ったし、草木からの目線や子どもが遊んでいるところを発進する車から撮る画、森の中を娘と歩く巧の姿！諸々、新しいものが盛り込まれていて楽しい。もちろん、今回も「対話」のシーンがある。毎回、「会話」というよりも「対話」という感じがして、それがやっぱり嫌な空気も醸し出してるんだけど、日本人が苦手とするディベートってこういうことだよなと思う。子役事務所の男性社員があまりにも軽々しくてムカつくんだけど憎めない感じよかったし、1番作品の芯食ってた。
