タイムマシンブルースにのって

悪は存在しないのタイムマシンブルースにのってのレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
4.0
はい、年ベス
タイトル入り、曲の断切、だるまさんがころんだと森を歩く長回しとか最高、ゴダール味を感じたし、インタビューでソニマージュとかゴダールの影響についての発言を見た
山村と都会のバランスと感情のバランスもグラグラする
あーいつか死ぬな、不穏だなって気分、死相の漂う感じ
最後の手負いの鹿と花ちゃんと芸能事務所のマネージャーのシーンは整理ついていません
全部、絵。思えばセリフあるシーン全然少ない
車のライトが初めての感じ、よく見るのは多角形が重なる光の発散だけど、放射状に広がるライトが気になった
銃声と振り向く登場人物たち
芸能事務所の社長が後ろにピカソみたいな自画像置いてるのとかウケた、デフォルメされたイヤな金持ち
山村に向かう車のシーン、マッチングに笑う2人、声を荒げる軽薄な男性社員ととそれに怯える暗い過去を思わせる女性社員