普通に面白いかなと思ってたけど、最後だけあんまり
あれのせいで映画に過剰な問いを負わせてしまっているというか、問う必要のない問いばかりに目を向けることになって、実在の屹立みたいな方向性に向かいづらいような気がする
自然の狂気みたいなものが見えるという素朴な読みと、濱口の「映画は何かの問題に答えを出すものではなく•••我々が解決できないような問題と一緒に生きて行くことを促すものだと思う•••」という言及がまあまあマッチしたので、なんとなく腑には落ちている
問題を問題のままに置くというのは分かるし良いと思うけど、そこまでの本作のリズムに対してあの最後だとやっぱり過剰な謎として受け取られてしまって、それが無用の解釈を呼び寄せてしまう気がするんだよなぁ、やりたいことはまあわかる
引用したインタビュー
https://eiga.com/news/20230929/9/
