何人か信頼している人がいて、そのうちの二人が話題にあげていたら絶対に観ると決めていて、今回はそんなきっかけで鑑賞。
緻密に積み上げてのラストでさすがだなぁと思っていたら予想外の展開で少し置いていかれた。このあたりどう解釈するかという話はあるみたいだけれど、そこよりは映画として素晴らしかったし楽しんだなという作品。
嫌な人に見えていた二人が、車内での会話によってどんどん普通の人間になっていくのが描写としてよかった。脚本も演技も本当にうまかったと思う。
うどんを食べて「身体があったまりました」というキャラクターに対して、「それうどんの感想ではないですよね」と辛辣なことを言うシーンで笑いが起こっていたけれど、私は全然笑えなくて、ああ、あまり考えずにそれらしいこと言う人っているよな、と思ったし、私は本当にそう言う感じの人が嫌いなんだよな、と思った。
