ラスト、え、これで？というところで終わりを迎え、どういう事なんだろうと誰もが考えてしまう
悪は存在しない、って一体どういう事だろうと何度も考える、単純なようでものすごく複雑で深いタイトル
水は低い所へ流れる、上流の方でやったことは必ず下に影響する
この言葉が全てな気がして、これってめちゃくちゃ色々な事に当てはまる、全ては下や後に影響してくる
実際の水の事であり自然環境に関してはもちろんだけど、社会にしてもだし、人と人にしてもだし、親と子にしても
とにかく観た後なんだかずっとぐるぐると考えてしまう映画だった
出てくる人物達の描き方みたいなのも絶妙で、会話もシュールで皮肉っぽさもあり面白い
そんな風に、時にクスッとなりながら、あんなラストを迎えて、え、え、え、と困惑
なんか、、、すごかったな
自分も移住者だけれど長野に住んでおり、この映画は近くの町で撮影されているのでかなり共感というか、いち住民のような気持ちで観てた、特に説明会のシーンとか
ちなみに、あのうどん屋さんは実際にもうどん屋さんなのです
