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悪は存在しないのzafaのレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
4.4
追記
お兄ちゃんとこの映画の話して発覚したことメモ

「悪ではない者同士で歩み寄っても、分かりあうことができない」ことがメッセージの根幹にあり

花がラストで亡くなるシーンの要因は
①ケガをした鹿との接触②たくみの不在
で②たくみの不在は外部の人間のアテンドをしなければ起こり得なかったことで

また、キャンプ場の設立が進めば鹿と人間の接触による人の負傷やそれ以上が起こり得ることは容易に想像がつき、その根源となる外部者を殺めるに至った。また、花が鹿に殺められるところを外部者が見れば、鹿の駆除が進むかもしれない..

人間の通り道に鹿の死体があること、都会の人間が森の中で手を負傷することも、交わらない二者が交わることは不可能でなくても無理が存在するということで…
皆各々の場所にいれば悪ではないし、無理もないのに交わろうとすると起こっている無理が描かれていて


というりかい

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難しかった…意味ありげだけどわかんないところが多かったから、再チャレンジしなくてはー
自然と共存しながら衣食住を日々噛み締める生活から東京の芸能事務所の描写に一転した時に、東京側の言語の方が分かりやすくて既視感があって、わたしは即物的な世界に近くって、悪ではなくてもそっち側の人間なんだなあと………

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ラストロールで挿入曲ジムオルークもいたと知ってわーーとなった
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