悪は存在しないのakのレビュー・感想・評価

すごい映画を観た。観終わったばかりでまだ何もまとまらず、そのくらいしか思いつかない。木々の美しい構図、静謐さと石橋英子の不穏さの残る素敵な音楽、不思議な女の子、集会の居心地の悪さ、車中の会話のリアルさと可笑しさ、コンサルをはじめステレオタイプな人たち、もう全部上手い。計算されたものなのかもわからない。あの演技も。それでもって、ああやって終わられると、一体何を観たのか？をずっと考えてしまう。人の解釈を知りたいような、知りたくないような。