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悪は存在しないのmarutabatsuoのレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
3.8
もしかしたらわかり合えるかもと思った瞬間に、ぎょっとするあのシーン。あっけにとられたまま放り出される感覚―――。

田舎と都会、自然の共生と資本主義の対立構図。全く相容れないものから視点が変わり、少しずつ歩み寄りはじめる……。
そう思った瞬間にあの展開!

確かに手負いの鹿、病原菌があり近づいてはいけないなどの伏線はある。自然を、人をわかった気持ちになってはいけないということなのか。
あれをどう理解すれば!