映画が終わって、クレジットがさっと流れて、すぐ劇場が明るくなって、余韻に浸る間も無く現実が戻ってきて、でもその現実がいつも以上に重くて、なんかずっと息苦しい。なんでだろう。悪は存在しない、が、善も存在しない、というかもはや善は存在し得ない世の中になっているような。そもそも善なんてないような。あー難しい。善も悪もなくて、バランスなんだよな。
とりあえず、前半はひたすら眠気との勝負です。何度も寝そうになったけど、きっとどこかで爆発があると信じて耐えて耐えて、ありました。説明会のシーン。あそこの緊張感とかやるせ無さとかえぐい。感情の行き場がない感じ。
ラストはもうわかりません。自分なりに解釈しましたが。かなり強引に。
主演の人、車両部とは驚き。ミステリアスで、この世の無常さと無慈悲さと哀愁をまとってます。
悪は存在した方がいい気がしてきた。以上！
