おれんじ

ハピネスのおれんじのネタバレレビュー・内容・結末

ハピネス(2024年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

急遽時間ができたので、久しぶりのレイトショー。3人しかいませんでした。笑

恋人との恋愛を楽しみたくなると思わせてくれる映画でした。

心臓が悪くて、もう1週間ぐらいしか生きられない女の子。彼の家に泊まっていいか聞いたとき、普通なら高校生でお泊まりを許さないけど、事情が事情なので、何でも本人の好きなようにさせてくれた両親。

好きなことをするのに理由はいらない。
好きなことを見つけなさいって言ってたら、とても可愛いフリフリの洋服をたくさん集めた女の子。
ロリータファッションとは。
幼少時代に憧れたお姫様”のイメージと“中世ヨーロッパのファッション”を掛け合わせた、かわいい憧れのファッション。らしい。
勉強になりました。
イノセントワールドとは。
心がきれいで後ろ暗いことがない悪意や悪事とは無縁な世界のこと。
これも勉強になりました。
世の中にはこうやって自分の「好き。」を大切にしている人がいて、とても良いなって思った。

「お前の彼女一緒に歩いてて恥ずかしくないの?」て友達に聞かれたとき、彼氏は手が出るんじゃないかって思ったけど、とても笑顔で「全然恥ずかしくないよ。俺の彼女、世界一かわいいから」みたいな発言を返した時、めちゃくちゃ惚れた。こんな素敵な彼氏最高。

心臓が悪くても、夜の営みしていいかちゃんと医者に聞いたって言ってて、彼が「そんなこと聞いたの?」て言ってて面白かった。
「大事なことだもん」て、彼女は答え出て、本当にその通りだなぁって思った。お姫様気分の赤とピンクのバラの湯船に2人で入ってるシーンとかよかったなぁ。

カレーが好きな彼女
いつもおいしそうにカレー食べてて、カレーが食べたくなった。
いろんなお料理挑戦したくなるって言ってて、料理もしたくなった。
スペシャルカレーか🍛
好きな人と一緒に食べれる料理はとても幸せだね!

彼に大阪行きを断られたとき、「次はないのに」って泣いてたのを見て、行きたいと思うところ、したいと思う事はしないと後で後悔する。確かに次はないのはそうかもしれないけど、これは誰にでも当てはまることだよね😢

人が死ぬのは珍しいことじゃない。
ごく日常の1部なんだと。
17歳で生涯を閉じるのは早いけれど、
君に会えて私はウルトララッキーな女の子。
愛し合えた自分は幸せ。
そんなふうに思える恋人同士は最高だね。

恋愛はしなくても生きていけるけど
いちどしかない人生だから
しっかり恋愛も楽しんで
今隣にいてくれる恋人を大事に生きていこうと思える映画だった。

個人的にこの映画で1番印象に残った事は
「この気持ちを知らずに死んでいく人もいる。」

【TODO】
大切な彼に会えた私はウルトララッキーな女の子。恋愛をもっと大切に楽しもう。
おれんじ

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