Chico

女の復讐のChicoのレビュー・感想・評価

女の復讐(1989年製作の映画)
3.7
亡くなった夫の元愛人への復讐を描いた、ほぼ室内で繰り広げられる会話劇。

イザベル・ユペール演じる未亡人のセシルと愛人ベアトリス・ダル(ベティブルーが有名)。同じ男を愛してたもの同士共依存の関係になってしまう。

初めのうちはなんじゃこらってぐらいずっーと言葉の応酬。それが平坦で退屈に感じるんですが(音楽もないし)、カメラアングル、インテリア、ファッションとかとかセンスが良いのか気づいたらのめり込んでた。

部屋の外でセシルを待って扉が開いた後にダルが言う言葉がなんか良き。

「好きになった時、扉が開いた。元気?」

2人はとても近くてとても遠い。
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