Chicoさんの映画レビュー・感想・評価

Chico

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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

寡作すぎる巨匠ビクトル・エリセの31年ぶりの新作!

平日の午前中なのに結構人入ってた。久々にパンフ買った

2024.2.29鑑賞

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.9

TLでよく流れてきて、前から観たかった評価が高いタイムリープ作品。

面白かった。脚本良い。ヤフーとか細かな所が良い。思ったより父親活躍しまくりなのも良い。
最後時空超えてきた感じが凄い感動した。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

自分の中の名エンディングムービー上位に入ったー。

フレンチアルプス観たことあるけど、序盤のカップルのやり取り、後半の清掃婦とのやり取り、きまづくてリアルなシーンのオンパレード。

サバイバル術は身に
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ロストケア(2023年製作の映画)

3.7

周りに介護している人は少なからずいるし自分の親もそういう年齢になってきていて、老いと死が誰にでも平等に訪れるというならば、誰にでも訪れる可能性のあるこの状況を私だったらどう乗り越えるだろう。
人を殺す
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スザンヌ、16歳(2020年製作の映画)

3.7

ザフランス映画って感じの映画だった。恋愛って一言で言っても幅が広い。16と35って数字に反応する人もいるのはわかるけど、2人の心の拠り所、プラトニックな恋となると惹かれあってもわりとナチュラルでそこに>>続きを読む

サンタクロースの眼は青い 4Kデジタルリマスター版(1966年製作の映画)

3.9

1番好きな男優ジャン=ピエール・レオを映画館のスクリーンで観れる幸せ。ほんとモテないさえない男の子の役が多いね、こんなかっこカワイイのに。

本作でもひたすらかわいい。サンタの付け髭なでなで。ダッフル
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わるい仲間 4Kデジタルリマスター版(1963年製作の映画)

3.5

鑑賞記録

男2人がパリの街中でナンパする話。

仕事終わりで疲れてて夢現。けど映画館で寝るのは至福だ何故に。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

5.0

去年11月に映画館で鑑賞して感動して、レビューはもう一度観てからにしようと思ってた。

けど再度観てもやっぱり良い言葉が見つからない。観た後に心が痛くて同時にほぐれていく。切なくなって涙が出る。2度と
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.7

鑑賞記録

作り手の話は作り手に響くよ。なんか自分に置き換えて鑑賞してしまった。
覇権を取りたいことが本当の目標じゃなくて、自分が持ってる世界が共有できたり、自分の思いが形になって鑑賞者に届いたり刺さ
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夕方のおともだち(2022年製作の映画)

3.8

山本直樹原作コミックの実写化。

水道局に勤め、母親の介護をする真面目な中年男ヨシダは筋金入りのマゾヒスト。町唯一のSMクラブに夜な夜な通い、女王様”ミホ”に鞭打たれるのを生き甲斐にしていた。しかし数
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.9

豊田徹也原作のコミックアンダーカレントの実写化作品

夫の失踪と嘘。
心の底流にうごめく閉した過去の記憶。

私はあなたのことをわかっていなかった。私は自分の本当の姿だってわからない。
だけど、人をわ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

鑑賞記録

本作はなんというか私的にハマる要素がなかった🥲PTA作品はブギーナイツが好き

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

キー・ホイ・クァン!グーニーズ以来で感極まった!マルチバースとかベーグルとかごっちゃごちゃの映像に目が回ったけど伝えたいメッセージはシンプルで涙してしまった。疲れ顔の主人公がラストに向かってどんどん綺>>続きを読む

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.7

カランコエの花の中川駿最新作と言うことで鑑賞。朝井リョウ原作らしい、小説は読んだことないけど。

高校卒業とともに訪れる4人それぞれの恋の終わり。

取り壊しになる校舎での最後の卒業式までの2日間を描
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

要約すると世界的女性指揮者リディア・ターが教え子の若手指揮者の死をきっかけに精神を崩していくという内容。

私的にはケイト・ブランシェットを崇める心理サスペンス+ファッション映画

観終わった後の余韻
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.6

鑑賞記録

名前はもちろん聞いたことあったけど相米作品観たくて初鑑賞。面白かった!
かなりアバンギャルドな映画だった。アイドルに色々無茶させて撮影したみたいだけどそこが良かったりする。今はこういうの取
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私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター(2022年製作の映画)

3.6

久々に劇場でデプレシャン鑑賞。
前作は日本未公開だったのであの頃エッフェル塔〜以来。

デプレシャン監督は度々「近すぎるが故に扱い難い関係」をテーマに作品を描いてきた。今作は過去作クリスマス・ストーリ
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.7

ネイディーンの歪み方は少し身に覚えがある(どきどき)。ティーンエイジャーの心模様は万国共通。

母親、兄、親友、クラスメイト、それぞれの言葉を無視してべらべらと話し続けるネイディーン。
人の感情を軽視
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.6

鑑賞記録!

ラストは予想外といえば予想外。ホラーは基本観ない怖いから。けど途中怖いとこ早送りしたからあんまり怖くなかった←元も子もない。夏の終わりのホラーでした。

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.5

万年思春期、始終エロいことしてたい中年おじさん(ヒモ)。官能的な髪結いのお姉さん、なぜに結婚したん?と言う元も子もない問いが出てくるんだけども…。

毎日セックスして踊ってるだけの人生で良いのだ。私と
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.0

鑑賞記録

カメラワークとか演出とか上手だなって思うところあるし設定もいいけど、感情が動かなかった。何というか全てに説得力がないと感じてしまった。

仕立て屋だとはタイトルになければ気づかないし、なぜ
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ピストルと少年(1990年製作の映画)

3.4

死んだと聞いていた姉が実は生きていると知った少年。刑事をピストルで脅し姉に会いにいく。(不登校だったりタバコ吸ったりちょっとやんちゃな少年マルク)

もう少しアクションがあるかと思ったけど、大半が車の
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女の復讐(1989年製作の映画)

3.7

亡くなった夫の元愛人への復讐を描いた、ほぼ室内で繰り広げられる会話劇。

イザベル・ユペール演じる未亡人のセシルと愛人ベアトリス・ダル(ベティブルーが有名)。同じ男を愛してたもの同士共依存の関係になっ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

監督 宮崎駿
製作 日本 2023

宮崎駿の作品世界は私の永遠の憧れで、宮崎駿は永遠の「推し」なので簡単に賛否の表明はできない。

主人公のヘアスタイルがパンクなのがいい。(見方によっては)なんて、
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恋人のいる時間(1964年製作の映画)

3.5

鑑賞記録

日常の断片と言葉のコラージュ。興味深い。
恋に夢中、身体に興味津々の専業主婦の主人公。きゃっきゃしてるけどお腹の子が誰の子かわかんないのはシビア。「決めなければならない!」

ベレニスと言
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パッション(1982年製作の映画)

4.0

再々鑑賞記録

イザベルユペールのベリーショート。
ゴダールそんな観てないけど軽蔑と本作が好き。どちらもトリコロールカラーが印象的。

•「流血の時代じゃないって?間違ってる。あなたのために血を流した
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北の橋(1981年製作の映画)

3.6

鑑賞記録

空手の意味は何だろ。
パスカル・オジェ、満月の夜以外にも出てたんだね、見れてよかった。

セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

4.0

鑑賞記録

以前リヴェットは合わないと言ったけど撤回する〜マジカルなものは受け付ける!

面白い。ブラディ・メアリーが飲みたい!のシンクロニシティとか好き。いやいやその前にこの作品の発想が、素晴らしい
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

体罰、モンスターペアレント、いじめ、LGBTQ+、SNS、等々社会問題をふんだんに盛り込んだ物語はちょっと詰め込みすぎて収拾ついてない感がある、だけど、透明でアオイ少年たちの眼差しと秘めた思い、暴風と>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

3.8

鑑賞記録
唐突なズーム、友人との微妙な距離感、同じセリフの繰り返し。ずれた会話。
平坦な会話が所々風刺的でクスっとなった。
久しぶりに会った人との会話って、距離感難しくて上辺だけの会話になりがち。
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ひとくず 新ディレクターズカット(2019年製作の映画)

3.0

鑑賞記録

テーマに関心があったのと配信でお手軽に観れたので鑑賞(内容は重い)。2019年の作品とは思えないほどセリフ、衣装、演出全てが古く感じました。スマホ出てきて驚いた。予定調和過ぎて飽きてしまい
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凱里ブルース(2015年製作の映画)

4.0

刑期を終え、凱里市(中国の県級市)の診療所で老齢の女医と働くチェン。
甥っ子を連れ戻すために、また女医の昔の恋人に思い出の品を届けるために一人旅に出る。

好きな映画は始まって数秒、数十秒でわかる。こ
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少年の君(2019年製作の映画)

3.8

鑑賞記録

高評価なので気になってたけどいじめがテーマなので食指が動かずようやく鑑賞と言った所です。

辛い。なんか見ていて辛くなるシーンばかりだった。
受験戦争、ですね。まさに戦争。こんな中で育った
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