DOGMAN ドッグマンのniameyのネタバレレビュー・内容・結末

犬の力を借りて檻の外に出ようとするシーンが繰り返し描かれる。少年の時は生きるために、中年の時は死ぬために。

その反復には、どのような意味が込められていたのかと考えてしまう。最初は肉体的な自由を求めたが、最後は精神的な自由を求めたということだろうか。

犬たちに囲まれながら、安らぎに似た表情を浮かべる主人公に、やはりこれは紛れもないグッドエンドなのだと思えた。