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DOGMAN ドッグマンのMasterYuのレビュー・感想・評価

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)
3.2
ニュージャージー州のある夜、警察の検問で止められたトラックの運転席には、女装した男が傷だらけで座り、そしてトラックの荷台には何頭もの犬が載せられていた。
夜中に拘置所に呼び出された精神科医のデッカーは、その男と対峙することになるが、やがて男は自分の半生を語り始め・・・。

リュック・ベッソンが監督なんだから当たり前なんですけど、リュック・ベッソンぽい作品でした(笑)
ぽいと言うのは、彼の昔の作品ぽいということで、全体的な雰囲気は好み。
宗教観がベースにあるので、不信心な自分には響くところはなかったりしますが、しっかり調教された犬たちがとにかく可愛いのです。
ジャックラッセルテリア、ドーベルマン、シェパード、ボーダーテリア等々、犬種も豊富でしっかり演技しているところが素晴らしい。
「Dog」と「God」。
視点を変えると物事が違って見える、という作用は古典的ではあるものの、本作ではそれを上手く叩き台にしているように思われます。
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