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第三の忍者のmitakosamaのレビュー・感想・評価

第三の忍者(1964年製作の映画)
3.5
東映YouTubeにて。里見浩太朗が忍者に扮し信長と信玄との争いを描いている。

武田信玄が月形龍之介。この信玄に忠義を尽くす謎の忍者・知道軒が信長の命を狙う。
このチドウケンが正体がわからず謎を呼ぶ。なんと信玄の厠の中に20年住んでいるという強者だ。信玄の影に撤するためトイレで糞尿を浴びながら生きるという見上げた根性だ。病気になりそうだ。

そして信長の所に伊賀の抜け忍・吐根は(里見)は信長に売り込みに行き、木下藤吉郎の忍者・喜平次(佐藤慶)と衝突。
吐根と喜平次は、知道軒の首を取るための競争を信長に命じられる。
更に、道すがら出会った四貫目(南原宏治)なる法師が知道軒へ恨みがあると協力。

吐根・喜平次・四貫目は3人で知道軒の捜索にあたる。

里見浩太朗は爽やか路線を脱する泥臭い演技を見せる。佐藤慶はショーケンに、南原宏治は緒形拳にも似てて3人とも格好良い。

3人は伊賀の里に行き、知道軒の兄と噂の上忍(山形勲)に聞きに行く。
上忍であることを笠に着て下忍に中々のパワハラだ。

知道軒の娘だと思われる娘もついてきて山賊の頭領(安部徹)を訪ねる。悪ヤクザじゃない安部徹もなんか新鮮。

そして信玄の厠の中を目指し侵入。里見浩太朗だけたどり着くが下水の中で水攻めにあう。ウンコ臭そう。
知道軒より先に信玄の首が取れそうだったけど、行方不明の知道軒を追う3忍。

そして知道軒の意外な正体が明らかに。でも匂いで知道軒ってわかりそうだけどな。ウンコ臭そうじゃん。
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