フィルムログ

メカバース:少年とロボットのフィルムログのレビュー・感想・評価

3.8
リッチホー監督のトークショー付きの上映で見ました。
映画そのものの出来は、正直3点足らずでしたが、トークショーは5点。
トークショー分を加算した点数をつけています。(それも映画体験のうちなので)

本編の後に、ユーチューブでも公開されている10分程度のメイキングビデオも上映され「リッチホーさんはこういう人なんだな」と理解した上で、トークショーに望めたのは良い流れでした。

会場から集まった質問に、即興で、あのメイキングビデオと同じように整然と回答していたのが印象的でした。

以下映画そのものについて。

主人公が軍事訓練を受けるシーンは、徴兵制のあるシンガポールでは、強い実感を持って捉えられていたのかもしれません。
もしかしたら、実際の軍事訓練で寝泊まりする場所でロケしたのかも。(徴兵制うんぬんは、メカ部の動画でも言っていましたね)

嘔吐ネタの連発は、下品でくどいなと感じましたが、実物の吐瀉物を見せているわけではないので、許せる範囲かな

ストーリーは主人公が訓練危険を終えて、本物の戦士になるまでのプロローグ編みたいなところで終わっています。よくある映画の区切り方なので(無印マトリックスも割りとそう)尻切れトンボな感じはしません。