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利休のkassyのレビュー・感想・評価

利休(1989年製作の映画)
3.4
天正10年、利休は茶頭として信長に仕えていたが、6月の本能寺の変で信長は明智光秀に殺された。数年後利休は信長の後継者として力を伸ばしてきた秀吉の茶頭となった。利休は茶の湯を通して全国の武将を魅了し、わびの極致と言われる京都・山崎の待庵など贅の限りを尽くし自分の世界を築いていった。しかし、石田三成が台頭してきてから、秀吉と利休の関係が狂い始めた時代劇。何かを極める、力を手に入れる、時代の覇者に翻弄されながらも、芯を貫き通す、残したものが偉大だから凄いと思います。
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