利休の作品情報・感想・評価・動画配信

「利休」に投稿された感想・評価

IoriOkubo

IoriOkuboの感想・評価

5.0
いやぁすごいもんみた、、

歴史も、伝統文化に関しても
ど素人の自分に詳しいことはわからない。

けど、華の世界で革命を起こした人が、
茶の世界の偉人を題材に映画を作った。
それだけで面白そうじゃないか、、、

開始5分、
山崎努が茶室にじり入る、
三國連太郎が迎え入れる。
2人の所作ですっかり引き込まれる。

荒々しさと静かな動作の対比。
俳優陣の人間としての厚み。
妖艶な山口小夜子。
美しい衣装。

空間の捉え方、トリムも特徴的。
斜め上アングルからの聴秋閣の楽しげな雰囲気。
待庵のピリついた空気感。
みているこっちも冷や汗をかく。
そしてもちろん代名詞の、竹を使った空間芸術。

茶室での精神世界を覗く映画体験
M2

M2の感想・評価

-
さすが草月の家元 構図と色がかっこいい
ちゃっかりカメオ出演してるし 娘も出るし

公開当時見た記憶があるが最後の竹のイメージが強烈でそれ位しか覚えてない
勅使河原監督の竹のインスタレーションは当時どこかで見た記憶がある

海老蔵の利休も見せ場があったが 得意とするものが違うのだろう

しかし石田三成はどれも人相が悪く描かれている
日本文化の美しいところ醜いところの両方が感じられる映画。
映画としてはお話も面白いしリズムも心地良かった。ただ、利休は賢者で秀吉はバカ殿という描き方は個人的には非常に疑問。千家の人々はじめ茶道関係者は喜ぶだろうけどさ。
三國連太郎の演技が素晴らしい一方、山崎努は大好きな役者なんだけど秀吉にはあんまり合ってない気がする。
あと画面がちょっと明るすぎ派手すぎな気がした。
sa

saの感想・評価

3.0
構図と静かな色彩、フィルムの質感がかっこいい…
晩年の釣りバカ日誌の三國連太郎しか知らない世代なもので、この世俗を逸した利休の三國連太郎に息を呑んだ

この80年代頃の、重厚で美しい邦画、今では唯一無二なのかな
歴史物の邦画が観たくなったので。
三國連太郎の出演作みるの初めてだったのと、あとは山口小夜子が出てるの知らなくてびっくりした。
TOMTOM

TOMTOMの感想・評価

4.8
構図や衣装もさることながら、利休の所作が何より美しい
時勢や人生をも達観している落ち着きといい、三國連太郎さんがスゴすぎる
juri

juriの感想・評価

4.0
三國連太郎目当てで鑑賞。
な、なななんだこれは!構図がいちいち決まっている!

山崎努の秀吉は少しリアクションがオーバーな気もしますが、秀吉ってこういうイメージなんでしょうか。
どうして政にお茶?どうして利休は自害を命じられたの?
一部推測も含まれておりますがとても日本史のお勉強になりました。
sheevsan

sheevsanの感想・評価

3.8
ものすごい重厚感で美術、特に衣装が大変結構なお手前でございました。
sawa

sawaの感想・評価

-
作品そのものが芸術であり安土桃山時代の美を体現したような日本文化の根源による映像美。秀吉にこれを活けてみよと言われ渡された水の入った広い鉢と梅の木。常軌を逸したその梅の活け方。秀吉は感嘆しながらもこの梅の姿は自分に対する冒涜だと激しく怒り嫉妬する。秀長の死をきっかけに壊れていく秀吉と見放し死を受け入れる利休という描かれ方はありきたりで王道なのだが、各々の会話はまるで本当に繰り広げていた会話の情景を見ているようで、特に寧々の方と秀吉の会話の様子からはこの方は実際秀吉を母の様に包んでいたんだろうなとしみじみと感じた。茶々のように美貌や若さがある訳ではないが、それを超える人としての温かさや厚み、そして秀吉への愛情が確かにある。それをこの作品を通して垣間見れて嬉しかった。

⚠︎以下史実だがネタバレと感じる方もいるかも

何故最期まで秀吉と和解する事なく自ら死を選んだのかという他人による理由付けは愚行だし勝手に憶測しあたかも真実であるかのように語るのは失礼にあたるが、どうしても利休にとって宗二の死はかなり大きかったんだろうなと考えてしまう。自分が秀吉を信じて会わせた結果耳と鼻を削がれた上打首となった一番の愛弟子の姿を見た時の利休の心境は如何ばかりか。利休が宗二と秀吉の面会を仲裁しなければ宗二が死ぬ事はなかったと詰め寄られた時の利休の心の内は推し量る事はできない。甲冑に身を包んだ無骨な武将に囲まれながら1人茶人帽と道服を身に纏った利休の姿はどこか異様で、この人はこの残酷な時代の中心にいながら1人の茶人として天寿を全うしたのだなと感じた。
momoko

momokoの感想・評価

3.9
「私だって死にたいとは思わん。だが、ただ生きていたいとも思わんのだ。」

生と死と、生活と芸術と、生き甲斐と生きていることと、
自分に与えられた役割、才能、分かっていること、やるべきこと。

茶人として生きた千利休。


武満徹の音楽。

最後の竹藪のシーンは、シェイクスピアの悲劇の様だった。
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