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さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 4Kリマスターのmatsu2202のレビュー・感想・評価

2.4
6日、新宿ピカデリーに見に行ってきました。

 冒頭の宇宙から白色彗星が現れるシーンはもう何度も見たのに、やはりゾクゾクしました。この贅沢な尺の使い方はある意味ヤマトならではですね。2202の羽原監督も話していましたが、ヤマトはミュージカル映画でもあります。BGMであるはずの音楽が映像と同じ位置に立っており、他のアニメなら映像に合わせてカットされるはずの音楽が、ヤマトでは逆に音楽に合わせて映像が伸ばされたりしています。

 久しぶりに見直したさらばですが、終盤はこれまで以上にストーリー展開の粗っぽさが感じられてしまいました。リメイクヤマトでの設定の理屈付けに慣れてしまったからでしょうか?

 駆逐艦がワープして来ただけで瞬間物質移送器と見抜き「デスラーは生きていたのか!?」は、強引過ぎだし、動力源を破壊された都市帝国がヤマトの砲撃(第一砲塔も第二砲塔も序盤の攻撃で粉砕されていたはずなのに?)であっけなく崩壊してしまうところ等々。
 しかし、白色彗星のガスが取り払われ、異様な要塞都市が下から舐め上げるように姿を現した時は、やはり「これこれ!」と思いました。2202の単なるリメイクではなく誰もが見た事のないヤマトにしよう!という意気込みはわからなくもないですが、都市帝国はやはりこのままのデザインにして欲しかったです。

 その他、画像付きでブログを書いていますので良かったら見に来て下さい♪
『ヤマトへ愛をこめて』 https://ameblo.jp/mattsu2202
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