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ある閉ざされた雪の山荘でのharunomaのレビュー・感想・評価

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)
1.7
日本のエンタメはここまで貧困になったのか。
ジャンルはどうであれ、登場シーン、人物の画面ひどすぎないか。
多少なりとも若手俳優と呼ばれる群像だとするなら
肌も発色も光もコントラストも、ノーフィルター、ノーエフェクト、ノーグレーディングで曇天登場人物が来ると、相当やばい。
登場シーン全員、肌が汚すぎる。苦労の肌理が写りすぎている。こんな生身の芸能人は痛い、であるがゆえにリアルが見えるという自主感がすごく、こんな事ども。
堀田真由だけが、不自然な自然さを自分のものにしている。この限界条件の中でそうであるのは、他とは違うシラフ。
ある閉ざされたゴミ山荘で。
劇団設定だからなのか、どの人も単独主演が少ない人が集まる。これがB級サスペンスというやつか。
キーとなる森川葵だけよかった。劇団っぽい復讐。角川っぽいラスト。圧巻。
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