このレビューはネタバレを含みます
設定を聞けば
そして誰もいなくなった、を彷彿とさせるよね。
あれは本当に一人また一人と消えていくんだけど、これは
死んでないんじゃないって思った。
遺体がないもんね。
まあ東野圭吾だからこんなもんか。
真似だ〜と言われるのがわかっているからか、
そして誰もいなくなったの本が七冊用意されてて、登場人物達が
読む設定なんだが、
まあ言い訳の効果しかないよね。本筋には何の関係もないというか。
オーディション落ちて、
傷心なところへこれ見よがしに
仲間が来るのは嫌味に感じるのはわかるし、事故にあって
下半身付随になるのも気の毒だけど、だからって
殺したいとまで思うほどかなとは思う。
だから最後はまあ
丸く収まって良かったんじゃない?とは思うけどミステリーとしては物足りない。
まあ
東野圭吾って
いつもこんな感じだけど。評価高いけど、どの作品も底が浅いよ。