東野圭吾作品が好きなのは、ミステリーやトリックを包み込むヒューマンドラマが上質だからなのだが、この映画はどうしたことだろう?
ミステリーとしてもヒューマンドラマとしても期待はずれ。いや、長年映画を見てきた直感で、最初から期待はしていなかったのだが、それでもここまで酷いとは😢
そもそも主役を選ぶオーディションという内容なのに、主演がオーディションとは無縁のジャニーズタレントってどんなブラックジョーク😅
主題歌も含めて日本映画・エンタメの1番恥ずかしいところがギュッと詰め込まれた作品だった。
断っておくが、キャストやタレント自身に罪はない。それなりに頑張っていたとは思う。諸悪の根源は、腰抜け製作会社とプロデューサーの志の低さにある。
いい加減にこの内向き志向から目を覚まさないと、日本映画は世界から置いてきぼりを喰らうことになる。
〈余談ですが〉
例の事件が明るみになって以降、こういったキャスティングが無くなることを期待したいが、相変わらず喉元過ぎればの空気が漂う。
海外メディアにしか真実追求ができない忖度・癒着まみれの腰抜けマスコミは、恥ずかしくないのだろうか?
BBCやNetflixに先越される前に「ジャニー喜多川物語」を一切の忖度無しに作ろうとする気骨ある製作会社は出てこないのか?
本作と直接関係ない愚痴になってスミマセン😅