このレビューはネタバレを含みます
色んな人の色んな「助けて」を描いた映画でした
キコは母親からの虐待と義父の介護…しかも母親から義父の代わりにお前が死ねばいいとまで言われていた
アンはLGBTQに悩んでいて
母親にムシと呼ばれている少年はここまで母親に嫌がられるかと思う位…虐待され挙げ句の果てに捨てられる
子供を個人的に保護すると誘拐犯にされるというシステム…個人はちょっと怪しいので地域や近所の人が何人かで警察に通報すると保護出来るようにすればいいのにと思う
キコも自分が虐待されていたので少年の「助けて」が聞こえたのだろうそれにアンもジェンダーに苦しんでいたので人の気持ちに敏感なのでキコの「助けて」が聞こえたんだろうな
親友と再開できたのもキコの救いだったんだろうな
でも人一倍優しいアンが自殺しないといけない位苦しんでしまったのが観ていて辛かった
まだまだ世間的には受け入れられないんだろうな
優しい人が生きやすい世界になればいいのにな
