このレビューはネタバレを含みます
原作好きで観に行って、原作と明確にずれてるシーンは特にはなくて安心したけどなんか違った
やっぱ杉咲花演技上手すぎる
志尊淳もあの役柄はだいぶ難しいだろうにあんまり違和感なくて良かった
地味に西野七瀬がああいう女役できるの驚いたな
話の大筋は変えて無くて、原作読んだの結構前だから覚えてない所あるかもしれないけど、大きくカットしたのは最後のこういう条件なら何年か経てば引き取れるよ〜のくだりだけだと思う。ここは地域にもよるし制度も結構変わり得るからカットでいいと思う。
個人的に、あんこさんが亡くなったあとも結構画面に出てきてて、きなこの隣にいる描写があったのが気になった。一応そのときに話してるのは基本きなこがメインで会話になってない独り言っていう言い訳も立ちそうなんだけど、明らかにあんこさんの反応はノンバーバルコミュニケーションとして機能してて、何らかのやり取りがないとは言えないのではと思う。亡くなってしまったっていうことは、どんなに強く想っていることでも伝えることができないということで、それを受け入れたうえでなお大切に思い続ける話なのでは？というのが自分の認識で、あんな形で出てきたら安い感動ドラマじゃんって感じてしまった。
あとこれは原作にあったかもしれない(記憶曖昧)なんだけど、52がケチャップに塗れて帰ってきたときに「私のせいだ」って言ってて、このセリフ言わせるならもっと葛藤描いてもよいのではと思った。
演者は総じて良くて、演出に違和感持ってしまったな、、
