原作未読。
見る前は「惑星からきたXを林遣都演じる笹が見つけ出すストーリー」だけ、だと思っていたが全然違った。いい意味で裏切られた。
舞台挨拶で上野樹里さんも繰り返し話していたが、人が無意識に偏見や差別のフィルターで相手を見てしまっていることに気付かされる。
先入観に囚われて大切なものを見落として失ってしまう事が日常たくさん存在しているのでは？と思わされたり、ひとりで抱え込まずに相手に打ち明けて相手の気持ちも聞き、思い合う、寄り添い合う尊さのようなものもメッセージとして発信されていると感じた。
私もだけど、日本人は固定観念や先入観の強い国民性にあると思うのでこの作品を見て「自分はどうかな」と答え合わせをしてみるのもいいかも。
