介護ボランティアをする女子大生・理佳(奥菜恵)はある日、寝たきりの老婆・徳永幸枝の様子を見るため徳永家を訪れる。何か不気味な雰囲気を感じつつも家の中へと入った理佳は、悪臭が漂い物が散乱する中を進み、1階の薄暗い部屋で幸枝を発見するが…。
再鑑賞です。
本作はビデオ版の続きになっていて、佐伯家の住宅が呪われるきっかけについてはあまり描かれていないので、これが初見だとストーリーが分かりにくいと思います。また、オムニバス方式で時系列どおりになっていないことも分かりにくさの遠因になっています。
(参考)
作品中の順番:「理佳」→「勝也」→「仁美」→「遠山」→「いづみ」→「伽椰子」
時系列の順番:「勝也」→「仁美」→「理佳」→「遠山」→「いづみ」→「伽椰子」
女子大生の理佳の存在が話を分かりにくくしている気がします。理佳はボランティアで徳永家に来て失神した後、社会人として介護士になっていて、再度、徳永家に来ているようです。理佳は肝っ玉大きすぎる。私だったら二度と行きたくない。
しかし、ストーリーが分からなくても、観てしまうぐらい恐怖演出が優れています。再鑑賞でしたが、とても面白かった。布団の中や入浴中のシーンはえげつなく怖い。初見のときはしばらく布団に入るのが怖くなった。
今観てもやっぱり面白いです。