雨丘もびり

呪怨の雨丘もびりのレビュー・感想・評価

呪怨(2002年製作の映画)
3.0
伊東美咲ほっそ!(*o*)外ハネ流行った頃か~。スカアトかわい。
   
テレビにぞぞぞ、人体がユガむ絵ってすげー怖い。
あの持ってかれ方だと、掛け布団ごとズルズルいきそうなのに・・・テーブルクロス抜きみたいで巧いねカヤコさんw
   
しっかりこわかったけど、笑える画が多かったw。
エレベータとか(1階上がるごとに近づいてきたら怖かったけど)。
幽霊が「ムッ!誰じゃ!?」みたいな仕草すると怖さが減る新発見。
デルトロ監督が意図的に演じさせた"幽霊のまばたき"と同じ効果。
恐怖表現って奥深いね。
    
怖いモノを"静止画"として映すの特徴的だな。
   
その、怖いモノが画面に出てくるまでの”じらし”を、役者さんたちのトロい動作で演出しようとしてて、少々イラつきましたw。
異変に気付いたら、はやく逃げるか通報するか助けを求めるかしなさいよ(^^;)。じれったいわ!!
イヤな予感→逃げようとする→逃げられない→パニック、という流れなら自然に怖さが増すのに、まだ予感の段階で固まったりガタガタ震えたりするの嘘くさい。
   
かやこさんとしおくんの設定は劇中で説明されずwikiって補完。かわいそかった。主要人物たちがみんな"タダのいいひと"で、中身が空っぽな人物像であるぶん、おばけサイドに気持ちが向く。
恨みって、長く抱えていると変容し、相手がいなくなっても消えなくなり、もう誰かれ構わず闇に引きずり込みたくなるようになる。
すごくわかります。ほんと良くないよ、成仏してほしい。哀しかった。
奥菜恵だけエコヒイキして生かした理由はナゾ。
     
俳優たちの、大仰であざとい演技に時代を感じるw反面、いづみちゃん役の役者さんの、迫真のパフォーマンスは引き込まれた。あの怯えっぷり、幽霊出て来る前のほうが怖かったくらい。内容は☆2つくらいですけど、喜んで☆1つプラスします。
あの、成長した彼女をお父さんが目撃するシーンはよくわかんなかったけどな(?_?)。
.....靴は脱ごうぜ。
   
観てる途中、私の部屋のエアコンが「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」って作動して、マジお前やめろしって思った(^^;)