ショーン・コネリー主演で『007／サンダーボール作戦』の
セルフリメイク版（基本的な登場人物と内容は一緒）
これまでの007製作会社ではなく、
タリアフィルムが製作した番外編007。
御馴染みのテーマ曲は流れないし、ガンバレルもなし。
でも1983年の映画だけあって、なかなか面白いじゃないか！
先に書いておきますが、不満点は水中戦である。
サンダーボール作戦のラストシーンも水中戦なのだが、
やはり今作も無音で顔が分からない２人が、
モッサリした動きで戦ってるのが全く盛り上がらない。
なんで、こんな地味なラストまで同じ構成にしてしまったのか！
それ以外は良かったんですよ。
ええ、ホントに思いのほか良かった。
マックス・フォン・シドーがブロフェルド役やってたり、
敵側の女（バーバラ・カレラ）が、
私の大好きなファムケ・ヤンセンばりの悪女を演じていたり、
Qの兵器が異常に強烈だったり（人体爆破します）
鮫が襲ってくるシーンは今作の方が迫力あったし、
ルールが謎の世界征服ゲームで対決という馬鹿要素あったり、
ボンドカーならぬボンドバイクが登場したり、
キム・ベイシンガーの超絶グラマラスボディに見惚れたり、
極めつけ、終わり方の
ショーン・コネリーのウインクとか最高でしたよ！！！
本当に地味な水中戦だけ、どうにかしてほしかったなあ…
スタッフの誰か助言しなかったのかねぇ。
「ラストが地味だから、変えましょう！」って言うべきです。
