トランスマスター

ネバーセイ・ネバーアゲインのトランスマスターのレビュー・感想・評価

2.0
♯1 007をイッキ見しよう
ショーン•コネリー編
番外編

ショーン・コネリー発
別映画会社からの
『007サンダーボール作戦』のリメイク

舞台は
①フランス
②バハマ ナッソー

ボンドガール 3回転
①デトックス施設のパトリシア
②ドミノ・ヴィタリ
③スペクターのフィオナ・ボルベ

レジャーアクティビティ
スキューバダイビング
カジノ
電撃罰ゲーム付きビデオゲーム

ヴィラン
ラルゴ

ヴィランのボディガード
フィオナ・ボルベ

Qの発明品
・爆弾発射機能付き万年筆

危険生物

ニシキヘビ

スペクターの野望案件
ラルゴは、NATOを恐喝し2億8000万$を考案する。
その内容はドミノ・ヴィタリの兄の米国空軍のパイロットが大統領の義眼を用いて
軍事演習の模擬ミサイルを核弾頭ミサイルに変更し核ミサイル2基を盗みNATOを揺さぶるストーリー。

◆良い点/注目ポイント
・80年代らしい特撮やビデオゲーム、原子力潜水艦からのジェットパック噴射、核弾道ミサイルなどリメイクでブラッシュアップされた点が多く見られます。
また本家の007では性的な描写は皆無だったのに対し、今作ではボンドガールが、ノーブラでレオタードを着用しレーズンが透けているという視聴者向け
シークレットサービスがあります。
・今作のCIA諜報員フェリックス・ライターは黒人です。
・英国外務省の役人に
【ミスター・ビーン】が登場します。

◆改善点
・登場人物の心理描写があっさりしていて、次々に展開していくため流れ作業のように話が進みます。
・スペクターの収支予算会議もこの作品の目玉シーンですが、ピリピリした緊張感もなく終わります。

◆改善点
・制作会社の権利の関係で。
冒頭のガンバレル(銃口)のシークエンスが無いのは我慢できますが、
カーチェイスやバトルシーンで
お馴染みの
テーマソングが流れないのは致命傷でした。
皆さんも本家以外の007に浮気しないよう
無意識のうちに
脳に刷り込まれていています。
ご注意下さい。

同年公開された
本家3代目ロジャー・ムーアによる
『007オクトパシー』の方が、
おバカ映画としての完成度は上です。

-2022年1本目-