ピヨ彦

知りすぎていた男のピヨ彦のレビュー・感想・評価

知りすぎていた男(1956年製作の映画)
4.5
ヒッチコック作品の中でも好きな作品のひとつ。
やっぱりヒッチコック作品といえば主人公はジェームズ・スチュワートですね。

この作品はストーリーよりも主題歌が圧倒的に有名ですよね。
母親役のドリス・デイが歌う『ケ・セラ・セラ』。
手に汗握る、クラシックの演奏シーンも映画史に残る名シーンだと思います。

いまいちスッキリしないのは、主人公が勘違いした「アンブローズ・チャペル」について。
日本語字幕だとどちらも「アンブローズ・チャペル」なのですが、主人公が最初に思い込んだ「アンブローズ・チャペル」は"Ambrose Chappell"さん、つまり誰かの名前で、本当の意味は"Ambrose Chapel"、つまり教会の名前。
日本人が聞いたら「チャペルなんだから教会じゃん」と、勘違いのしようがないと思うはずなんですが、英語圏の人からすると、「チャペル」はまず人の名前を思い浮かべるんですかね…?
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