ピッコロ

知りすぎていた男のピッコロのレビュー・感想・評価

知りすぎていた男(1956年製作の映画)
4.5
ケ・セラ・セラ

ケ・セラ・セラ~♪
成り行きまかせ~♬
先のことは、誰にも分からない♪
ケ・セラ・セラ~♬

この歌のシーンに大感動!!!
ドリス・デイさんの歌唱力に、鳥肌が立つ。
歌で感動させるっていうのは、こういうことを言うんだね・・・。

開始30分で、気づく。 
あれ、これ観たことあるぞ!
モロッコのレストランのシーンで、謎のデジャヴ感!!!
一度鑑賞しているので、自分は、ここからの展開、そして結末までを知っている、知りすぎていた素敵な男!!!
なのに、何故か、まったく記憶になくて思い出せない・・・。
知りすぎていた男なのに、まさかの知らなすぎた素敵な男だったなんて!

やっぱり面白い映画って、時間が経つのが凄く早い。
気づいたら2時間経過してて、ちょっと怖くなる。
普段、家で観る映画は、なかなか集中力が続かず、観た気になってレビューしてるのがほとんどだけど、今作は、食い入るように観てしまった!
先の展開が気になりすぎて、まさに、先のことは、誰にも分からない状態!
どうなるの?どうなるの?と久しぶりに夢中になることが出来た気がする!

じゃぁ、なんで記憶にないんだろう?
不思議なことも、あるんだなぁ~。

クライマックスのオーケストラで起こる、ある事件なんて、ドキドキはらはらソワソワが止まらない。
そんで、ケ・セラ・セラの破壊力!!!
そして、唐突に映画が終わる、なんじゃそりゃエンディングと・・・。
印象に残りやすいシーンがたくさんなのに・・・。

なんで、覚えてないんだろう~。
まぁ、いっか!ケ・セラ・セラ~♪
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