2024.02.24
2024年、1本目。親友と一緒に映画館で。
「ハイキュー‼︎」はほぼ未履修、インターネットで10年以上オタクをしているので一部のキャラクターの顔と名前がふんわりと一致する程度の状態。観に行くことを決めた後、「ハイキュー‼︎」好きの友人に「ここまでは読んでいくと更に楽しく観られると思う」と聞き、現在ジャンプ+で無料公開中の漫画で30話ほど観て行った。
結果、ものすごくよかった！！！私は運動がとても苦手だった上、ろくに部活もやっていなかったので、中高と部活動に打ち込む経験がないまま大人になってしまったが、10代で何かに打ち込み、もっともっと上を目指して努力をする登場人物はみんな眩しくて、試合開始からなぜか涙がでる思いだった。
今まで何度も練習試合などをして顔を合わせてきた相手と「どちらかがここでおしまい」の試合に互いにリスペクトしながら全力で挑む姿、一人一人に努力と成長、思い出…青春という名の物語があって（作中でのこういった描写の構成もとても綺麗でエモーショナル）、刹那的で力強くて、あまりに眩しくて、今の自分では決して手に入れられないものだ、と強く憧れた（バレーへ向き合い方はキャラクターの中でもそれぞれかなと思うが、それでも何かに打ち込み、やり続けるということの難しさは、大人になった今だからこそよりわかることなのかな、と思う）。そして、きっと彼らの中でもこの思い出は人生の中で最も輝いていた時間の一つとして残っていくのだろうな…。とにかくいい映画だった。これまで「ハイキュー‼︎」を通ってこなかったのが悔やまれるほどに…！
なお、映画で描かれているストーリーを私が知らなかったので、試合運びがどうなるのかもわからず、実際の試合を見ているようなハラハラ感を持ってみれたのも楽しかった。
だが、それぞれのバックグラウンドストーリーをもっと知っていれば、さらに強く、「どっちも、負けるな！」という気持ちで見られるのだろうと思うので、漫画やアニメの方をしっかり読んでもう一度本作を見たいと思う。
