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極上ディナー 狂気の夜のizuのレビュー・感想・評価

極上ディナー 狂気の夜(2020年製作の映画)
2.8
極上虚無 狂気の映画

シェフのデイヴとその妻、アイリーンが開いたディナーパーチー。そこに次々と招かれる客人。しかし、一向に料理は出ず、各々次々と不安が宿っていく。さらに、外で急に大きな音がなり...



全力で理解しようと1つ1つのセリフはキャラクターのしぐさに目を光らせ命を燃やせば何かしら理解できたりできなかったりするかもしれないけど、私はそこまでの力を注ぐ価値がある映画では無いと思ったので諦めました。

もうね、なんと言ったらいいか。事前評価からは「理解不能」「意味不明」「なにこれどういうこと?」と良く聞いていたのですが本当にその通り。酷いね。

最初に来た夫婦を招き入れ、次はポールという(恐らく)初対面の男。見ず知らずの男を「あぁ、アニーの友達だろ?」と適当な理由をつけて何故か招き入れるデイヴ。しかも「あぁ、そうだよ」と家の入るポール。

デイヴ「ビールはどう?」
ポール「ワインが欲しい」
デイヴ「ワインだね、赤ワインがあるよ」
ポール「赤だけ?」
(ここでピタッとBGMが止まる、不穏な雰囲気)

招かれ、料理を食べに来たはずの夫婦は料理の内容を言われた時
妻「実は今、グルテンを禁止してるの」
夫「えっ、いつから?」
妻「今朝から」
私「?????????????????????」

もう終始こんな感じで意味不明。理解不能、謎、頭がおかしい、狂気、シュール。
ジャンルとしては風刺を入れたダークコメディらしいけどまず会話劇メインとなる映画なのに肝心な会話が面白く無いし、展開に観ているこっち側がついていけないというね。

というか外からした音の原因に関しては「なんで通報しないの?」って感じだし、もうこの映画を理解しようと頑張るだけ時間の無駄かもしれない。。。

まぁ【闇】を踏む覚悟で観たので後悔もなんもないですし60分で終わってくれただけ神様なので許せますが、狂気の夜というか狂気の映画だね、これ。

もしかしたらこっち(日本)ではよく伝わらないようなネタだったりが入ってたり、翻訳があまり宜しくないのかな?と思い海外レビューを見てみたけど普通にボコられてた。笑
海外版ジャケは凄いオシャレだから【闇】コレクションとしては最悪買っても良い。

視聴 2024年2月12日
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