たんぽぽ工場

アイアンクローのたんぽぽ工場のネタバレレビュー・内容・結末

アイアンクロー(2023年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

「鉄の爪」の異名を誇ったレスラー「フリッツ・フォン・エリック」と彼の息子たちの数奇な運命を描いた作品。
フォン・エリック・ファミリーはかつて呪われた一族と呼ばれていたが、その呪いとは何かがこの映画では描かれる
プロレス、特に昭和プロレスかWWFないしWWEをかじった者としては涙なしには見られない内容で、とにかく父フリッツの父親としての最悪さと父を疑わない息子たちがつらい目にあっていく様が本当につらい。
兄弟たちはお互いに思いあい、支えあっていることが描写からわかるから、1人、また1人といなくなってしまうのがなおさらつらい

最終的にケビン(エリック家次男、実質主人公)が呪いを乗り越え、息子たちの前で涙を流すことができたときに心からよかったね、と思えるそういう映画。あとチャボはいい仕事したよ!
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